・新登別温泉荘
傷みの目立つ外観 まさか営業していようとはお釈迦様でも気がつくめ〜 古い湯船が壊れたのでとりつけたポリバス、 基本的に家族風呂形式 ワイルドな環境に囲まれた露天風呂 (以上の写真は一緒に入浴した KIDOーT氏撮影になるものです) |
幻の温泉旅館、新登別温泉荘に入湯しました。 何故、幻かというと営業期間が7月〜8月と短くて、日帰り入浴を受け付けている日も不定期だからです。ちなみに今年(H16年度)の営業期間は8月29日で終了しました。来年は多分7月の初めくらいから営業する予定。 新登別温泉郷では、もと自衛隊の保養所であった「山紅葉」と並び古い老舗旅館だそうです。 隣の四季のご主人は弟さんであり、当初は弟さんに経営を任せていたが、独立したので今は夏の間だけ、自分が大阪からやってきてやっているとか。「弟の奴、施設をボロボロにして返しやがった」と愚痴っていました(^_^;)。 老夫婦が二人で維持しています。施設の傷みを手作業で補修しつつ営業しているので、つぎはぎだらけ。そのかわり、なんとなくアットホームな雰囲気があります。 ・場所 新登別温泉郷、旅館四季の隣 ・施設 木造平家建。古びた建物です。一見営業していないかのように見えるほど。なにせ、冬の間は閉鎖されてます。毎年7月に営業を開始しますが、毎日毎日修繕に明け暮れているそうです。 ・お風呂 内湯1、露天1です。内湯は今年ホーローバスに入れ替えて、湯小屋をきれいにしたそうで、真新しい木の臭いがプンプンします。男女交代制。 露天はこれまた手作りっぽいもので、ひょうたん型のコンクリートの湯船があるのみ。付近は森でかなりワイルド。 ・お湯 これぞ新登別温泉のお湯です。大湯沼源泉を循環も、沸かしもなしで利用しています。もちろんかけ流しで、源泉100%のもの。お湯はとてもよいです。 含硫黄硫化水素泉。湯の花あり。酸っぱい。強い硫化水素臭。湯船の底に湯泥が沈殿する。灰色のお湯。 ・感想 400円です。隣の旅館四季より安い。すいてます。超穴場 |
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